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補色のRGB値を計算する

色彩の知識は皆無なので詳細は良く知らんのだけど、補色のRGB値算出方法を探していたらIllustratorの補色の計算方法が載ってたのでメモ

補色の説明

下図みたいなRGBカラーの輪を作った時、その色の対角線上にある色が補色になる。

組み合わせるとちょっといい感じになる

Illustrator流補色計算

Illustratorの補色機能では次のように計算しているらしい

現在のカラーの RGB 値のうち最大と最小の値が合計され、その値から各構成要素の値を引いて、新しい RGB 値が生成されます。

Adobe Illustrator CS4 * カラーの反転色または補色への変更

この方法で下図のような黄色(R:255,G:216,B:31)の補色を求めてみる。

まずRGBの最大値はRの255、最小値はBの31なので、この合計値(xとする)は286になる。

このxから各値を引けば良いので、この色の補色のRGB値は以下のようになる。
R: 286 - 255 = 31
G: 286 - 216 = 70
B: 286 - 31 = 255


Illustrator流の計算では黄色(R:255,G:216,B:31)の補色は青(R:31,G:70,B:255)になった。

なお元色のRGB値に同じ値が複数含まれて居る場合(255,255,19とか)でも、値のみに注目して最大値と最小値を探せばよい。

まとめ

  1. R,G,Bの値のうち最大値と最小値を探す
  2. 最大値と最小値を加算する(この結果をxとする)
  3. xから元のRGB値をそれぞれ引く